THE O DOR について

ルール氏

ギョーム・ルール氏

26歳でTHE O DORを設立。

型にはまらない性格とカリスマ性をもち、クリエイターであり自らを情熱家と語る彼は、常に喜びと豊かなアイディアの持ち主です。 THE O DORを経営する傍ら、以前より続けている作家としても活動を行う彼は、読書を通してお茶と出会いました。本をこよなく愛する彼にとって、 生き生きした言葉の世界にのめりこむ夜長、大好きな時間を過ごす最良の友がお茶だったのです。

ギョーム・ルールは今日、世界で最も若いティーテイスターの一人です。そしてTHE O DORの茶園を選り分け、パフューム・ド・ティー ブレンドの 責任者でもあります。さらには紅茶業界で、多岐にわたる茶の専門家として、また偉大なるティーブレンダーとして知られています。 世界を旅するティーマスターとして、今日まで無名であった最高のお茶を発見して持ち帰り、世界に広めています。

[08.12.26]

TRIP TO JAPAN 2008.11:

京都を訪れて

11月9日と10日の最後の2日間。
たった2日ではありましたが、京都の旅は忘れえぬ思い出です…

「お茶の未来を築くためには、過去の扉を開く必要がある…」
私が京都を訪れ、古風な日本の家屋で「茶の扉」を初めて開いた時、私はそのように理解し、書き記しました。

飛び石を渡っていくとそこには古い茶室。それは私に許された特別なひとときでした。


茶道に使われる茶室では、女主人が彼女の一族に代々受け継がれている精神についてお話しくださり、 日本においてお茶がどのような意味を持っているのか、そして私が自分の作品において何を表現しようとしているのかを理解させてくれました。

人は一人で生きるにあらず。
たとえ私がテオドーを通して伝えてきたものとは全く異なるものであるとしても、それは純粋で論理的な伝統であり、過去の遺産であり、 そして相互価値観と人に伝えたいという欲望を根底として、何千年もの間引き継がれてきたものなのです。

暫く茶室の窓から外を眺めていると、そこからたくさんの果実をつけた木々のある庭が見えました。 素晴らしい昼食を頂いたあと、その庭で私が欲していた精神的やすらぎを得ることができました。

また、高台寺で出会った仏教僧の笑顔と優しさも心に残っています。そのお坊様はきっと私のような西洋人でも彼のように茶道を敬い、 愛することが出来るなどと信じたくはなかったでしょう。

京都ではいろいろな物を見ました。太閤の死後その妻が建立したという寺、そして金閣寺では入口の平和の鐘をついて拝み、もちろんお茶も皆で何度も頂きました。

京都はこの日本への旅の中でも特別なひと時でした。職人たちとの出会いや喜びがたくさんつまった旅でした。また、私たちが宿泊した特別な旅館などではくつろぎを覚えました。

調和、静穏、花々の微香、古いお茶の木々、人々と交わした言葉など、京都でのひとときが絵葉書のように私の心の中にくっきりと刻まれています。

何よりも私たちのガイドさん、ホストの方々、そして出会ったすべての人々に感謝しています。

ギョーム・ルール

京大和 http://www.kyoyamato.com/