THE O DOR について

ルール氏

ギョーム・ルール氏

26歳でTHE O DORを設立。

型にはまらない性格とカリスマ性をもち、クリエイターであり自らを情熱家と語る彼は、常に喜びと豊かなアイディアの持ち主です。 THE O DORを経営する傍ら、以前より続けている作家としても活動を行う彼は、読書を通してお茶と出会いました。本をこよなく愛する彼にとって、 生き生きした言葉の世界にのめりこむ夜長、大好きな時間を過ごす最良の友がお茶だったのです。

ギョーム・ルールは今日、世界で最も若いティーテイスターの一人です。そしてTHE O DORの茶園を選り分け、パフューム・ド・ティー ブレンドの 責任者でもあります。さらには紅茶業界で、多岐にわたる茶の専門家として、また偉大なるティーブレンダーとして知られています。 世界を旅するティーマスターとして、今日まで無名であった最高のお茶を発見して持ち帰り、世界に広めています。

[09.4.21]

TRIP TO JAPAN 2009.4

桜舞う東京へ

日本はいつも驚きに満ちています…

昨年の11月に東京を去る時「桜が咲く頃には戻ってくる」と自分に約束をしました。

うまい口実です…

旅を計画するというのはいつも難しいものです。

またこの春の時期は、世界中で多くの紅茶好きから期待されているダージリンファーストフラッシュがそろそろ到着すると分かっているティーマスターにとっては尚のことです。

ダージリンファーストフラッシュが到着するのを見届けることになりました。

しかし、東京に行くのが遅くなると桜を終わってしまうのではと少しばかり心配していたのです。しかし、ダージリンの到着を待つために1週間遅れたことが好都合でした。時の移り変わりが私の来日を知っていたかのように1週間ストップ。桜がまさに満開の絶好のタイミングで東京に来ることができました。フランスでも桜の花が咲いていますが、日本では川沿いや公園で様々な場所で桜を観賞できることがとても素晴らしいとよく聞かされました。ハナミインペリアルをクリエイトした際、花見とはどのようなものなのかと想像するだけでしたが、今度はその本当の美しさを確認でき、その場にいるだけで本当に“さくら”を楽しむことができました。



この度、丁度「カフェキャトル吉祥寺」がオープンとなりました。キャトルセゾンの平和で洗練された場所を訪れ、私がいかに誇りに思っているか多分皆様にはわからないでしょう。私はそこで加藤千恵さんの美しく、おいしいお菓子と一緒にジャルダン・ダリックスの赤いフルーツ・ティーを楽しみました。それは特別で忘れられない瞬間でした。音楽も申し分なく、サービス細かく行き届いていました。カフェキャトルは自信を持ってお勧めします。きっと皆様のお気に入りの場所になると思います。

4日間はあまりにも短い時間でしたが、その中で私は新幹線で新潟に行き、日本伝統の優れた技を見事に銅細工に表現する芸術家にお目にかかりました。日本のお茶文化は、いつも私のインスピレーションの源であり、それに触れた時は大変心地よく感じます。このワークショップで愛情と情熱によって創造される素晴らしい作品を見て、お茶とは芸術的な側面に支えられながら現在の位置を保っていることを知り、お茶に対しリスペクトすることの必要性を思い起こしました。

フランスでは既に、テオドーの精神に従って伝統とその中身をリンクすることをテーマにしたクリスマスの新しいコレクションの準備に入っています。皆様が喜ぶと思うようなものをたくさん準備しています。
これ以上は敢えて言いませんが、是非楽しみにしていて下さい。

私はこの手紙をかきながら、日本の文化を認める人に特別に感謝の意を付け加えます。ふくよかな香りとわずかに交わされるフランス語に私は深く感激しました。重ねて御礼申し上げます。私はまた日本を訪れるつもりです。

フランスから心からのご挨拶を申し上げます。